くろねこちゃん:
うわ~ん!
漢字がぜんぜん覚えられないよ~💦
先生:
どうしたんだい?くろねこちゃん
くろねこちゃん:
先生!漢字がなかなか覚えられね~です。
どうしよう…
先生:
どうやって勉強したの?
くろねこちゃん:
ノートにたくさん書きました。
50回ずつ書いたんですけど、なぜか覚えらんないです。
漢字100個を50回ずつ書いたのに!
でも、あんまり覚えないし、筋トレ効果で腕がムキムキになっちゃった。
先生:
すごい!ムキムキだね。
くろねこちゃん:
それに、何回も書いてるうちに、
だんだん文字が文字に見えなくなって…
こわい…。
先生:
あー、ゲシュタルト崩壊だね!
書くのもいいんだけど、暗記するにはアウトプットする方がいいんですよ。
くろねこちゃん:
アウトプット?
先生:
そう、簡単にいうとテストすることだよ。
人間の脳は、情報を入れるよりも出すことを繰り返す方が覚えてくれるんだ。
これは心理学の実験の結果わかってるよ。
テスト効果っていうんだよ。
くろねこちゃん:
そうだったんですね!
漢字の書き取りは小学校のときからやってるから当たり前の勉強法だと思ってました。
先生:
もちろん、漢字を書くのも大事だよ。
漢字の正確な形は書いた方がよくわかるからね。
でも、何十回も書くのはむしろ逆効果かも。
脳は同じことをやってると飽きちゃうからね。
くろねこちゃん:
じゃあどうやって覚えれば良いですか?
先生:
1、ノートに漢字と読みとを書く。
2、読みを見て漢字を書くテストをする。
3、間違えた漢字のうえに✕印をつける。
4、✕の漢字を再テストする。
5、覚えてうれしい!
あとは時間をおいてまた全部テストすると良いですよ。
【例】 ⬇️漢字は隠す
1はかい 破壊
2めつぼう 滅亡
3さいせい 再生
4きゅうさい 救済
⬆️読みを見てテストする。
くろねこちゃん:
ホントだ!3回くらいで覚えました!
先生:
暗記はインプットよりもアウトプットが良いですよ。
あと、なるべく多くの感覚器官を使うのも有効。
たとえば、ぶつぶつ言いながら書く。
触覚・視覚・聴覚を使うことになるね。
あれ、くろねこちゃんどこ行った?
くろねこちゃん:
せんせー、くろねこちゃん筋トレに目覚めちゃいました!
今日から筋トレしながら漢字テストもします。
シックスパック目指してがんばりますっ!
先生:がんばってね!
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